GOOD MOTHER
作曲・脚本・演出=大野裕之
HEPホール提携公演
2000年6/9(金)7.00-
10(土)3.00-/7.00-
11(日)2.00-/6.00-(開場は各30分前)
前売 一般1500円/学生1200円
当日 一般1800円/学生1500円
中高生・浪人生・新入生は前売当日とも500円。
概要
著名な画家の一人息子は、その洗礼の日に父親とともに失踪する。やがて、20年後に現われた息子を母親は歓迎するが、再婚した義理の父親は喜ばない。崩壊して行く家族。失踪したままの父親。ある日、息子の描いた絵を母親が見たとき、彼女はある事実に気付く。・・・1999年の扇町アクト・トライアルでも注目されたミュージカル劇団とっても便利が、HEP
HALLに初登場した。
"GOOD MOTHER"プレミア・プロダクション・カースト
のむらしんいちろう(マタン)
ますだ美季(マリー・アッシャー)
山下多恵子(ミルトンの祖母。マリー・アッシャーの母)
榊阿希子(エレーヌ=マタンの元婚約者)
毛呂功(警察)
大野裕之(ミルトン=マリーの子供)
後藤裕子(予言者マラケシュ)
沖田文子(ヒッチ=マラケシュの弟子)
服部有希(キョード=マリーの友達)
吉田悠来(トッケツ=マリーの友達)
八田幸恵(ラパン=村娘)
中山拓(ゲンバ=村のがめつい男)
マキタ・キャロット(アンナ=マグダレーナ・・ゲンバの妻)
伊藤恵一(サアサア=ゲンバの友達)
三澤隆志(エルガー=村の長老)
他
上記劇団員の他にも、扇町ミュージアムスクエアでのアクト・トライアルでご一緒したスクエアの奈須崇さん(サムソン神父役)、Wom,Boxでダンサーとして活躍中の筒井祥仁さん(りんご役=マリーの友達)のお二人に客演していただいた。また、一般公募オーディションに合格した橋本純平さん(デライラ役=サムソンのpupil)、京都の劇団KB'Sの主宰岡野真大さん(村長役)、劇団とっても便利のファンクラブ会員である角野友美さん他も参加した。
The Staff
作曲・脚本・演出:大野裕之
振付:ミス・イヴォンヌ
ますだ美季
マキタ・キャロット
大野裕之
編曲:井上真由美・ブライアン=タン・川口智士・沖田宇宙人他
照明:澳義則(fromアートステージプロ )
舞台美術:柴田隆弘
舞台監督:山代達人
絵画制作:小畑敦子、谷口千春、小塚泰彦他
照明助手:薄井芽、手嶋綾乃
舞台美術助手:大瀬藍、織田先生、谷口千春他
衣装:榊阿希子
宣伝美術:大向一輝
石黒真琴
音響:犬島和宣
制作:中屋宏隆
名誉制作:みさちゃん
"GOOD MOTHER"は、劇団とっても便利史上最大(2001年5月現在)の予算250万円をつぎ込んで、HEP
HALLに挑んだ意欲作だった。上に書いた豪華客演陣を含めた精鋭の役者、関西小劇場の舞台美術の第一人者である柴田隆弘氏による舞台美術、照明はアートステージプロの澳義則氏、舞台監督は山代達人氏、音響に犬島和宣氏、宣伝美術に大向一輝氏・石黒真琴氏などスタッフは関西の各界の精鋭をお迎えした。
作家の大野裕之も、初の「西洋時代もの」しかもサスペンス・ミュージカルを書き、それまでとは違う境地を意欲的に開いた。振り付けのミス・イヴォンヌのコンテンポラリー・ダンスは冴え渡り、編曲陣も最高の出来を示した。また榊阿希子の衣装も高く評価された。
近年のパターンとなっていた冒頭のダンスを代わりに、冒頭にゴスペル風曲の合唱を配した。この新生劇団とっても便利の誕生を告げる見せ場も、ボイストレーナー森本昌己氏の指導のおかげである。
結果は、連日超満員立ち見の動員1002人。各関係者・お客さんから大絶賛された。HEP HALLでは、2001年12月公演も決まっている。
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